上野研のテーマ

ICTのデザイン

ICTのデザインとは Information and Communication Technologyの略語で、要するに、「情報とコミュニケーシのためのテクノロジー」を作るという意味です。例えば、ウェブサイトやウェブシステムをデザインすることは、ICTをデザインすることだという言い方ができます。
ウェブサイトのデザインというと、従来は、ホームページの作り方と考えられがちですが、特に、ここ数年のweb2.0技術の発展ととも、その意味は大きく変わっています。例えば、ウェブサイトやウェブシステムは、活動や生活の中で情報、データ、知識をあるコミュニティの中で共有したり、何をやっているかを相互に見えるようにしたり、様々な人々をつなぐ道具として用いられてます。

ICTのデザインによって何をデザインするか

このような意味でのICTのデザイン、例えば、ウェブサイトやシステムのデザインによって、結局何をデザインするのでしょうか。それは、大きく言うと、第一に、人々同士や人々と情報、データ、知識のアクセス可能性をデザインするということになります。第二に、ICTのデザインによって、様々なことが学習可能になる学習環境のデザインの一部をデザインすることになります。第三に、ICTのデザインを通して、人々のつながり方やコミュニティのデザインをすることにもなるでしょう。そして、こうしたアクセス可能性や学習環境、コミュニティをデザインすることは、ICTのデザインを超えて、活動、生活、文化をデザインすることに他なりません。

ICTのデザインのために必要なこと

このようなICTとしてのウェブサイト、システムをデザインするためには、総合的な技術や方法が必要になります。例えば、ウェブのプログラミングの他、情報をデザインするとか、ウェブサイトが用いられる活動やコミュニティを調査し、分析するといったことです。
また、ウェブのプログラミングを行うというときにも、現在では、やり方が大きく変わっています。例えば、現在は、オープンソースの時代であり、プログラミングに使えるソースコードがインターネット上に公開されており、目的に即して、そうしたソースコードを用いることが可能になっています。
さらに、ICTのデザインすることが、たんに、ウェブサイト、システムをデザインすることにとどまらず、アクセス、学習環境、コミュニティのデザインすることの一部、つまり、活動、生活、文化をデザインすることと考えるなら、文化的な実践のフィールドワークといったことも必要になります。

社会−情報システムデザイン研究室(上野研)で行っていること

上野研が目指していることは、アクセス、学習環境、コミュニティのデザインすること、つまり、活動、生活、文化をデザインすることです。その一部として、上野研のメンバーは、それぞれの関心や得意とすることを生かして、必要に応じてチームを組みながら、ICTをデザインしたり、アレンジし、また、活動や生活のフィールドワークを行っています。